Roonee 247 Fine Arts(ルーニィ・247ファインアーツ)

Exhibition

erico プロフィール
大阪府生まれ。
神戸の写真学校で写真を学ぶ過程で写真表現の面白さに目覚め、現在は写真家として「日常の中に潜む非日常」をテーマに作品制作を行い、神戸や尼崎、東京にて個展を開催している。
近年、万華鏡を使って撮影したシリーズの作品制作に取り組み、併せて作曲活動や動画製作などを通じて自身の世界観を多角的に表現している。
また、テーブルフォト、スナップ撮影等のワークショップを多数開催。肩肘張らないワークショップはこれまでも好評で、「えりこ先生」として親しまれている。フォトマスターEX(エキスパート)。
ericoホームページ https://erimuku.com/

個展
2020年『うちへかえる』ルーニィ247 ファインアーツ(東京)
2019年『endless flowers』メリケンギャラリー(神戸)
2017年『境界II』TeToTeカフェ(尼崎)
2016年『境界』メリケンギャラリー(神戸)

Room 1企画展

erico写真展 「境界」

erico

会期:2021.03.02(TUE)- 2021.03.07(SUN)

12:00 - 19:00 (最終日 16:00 まで)

人は誰でも、自分の記憶や感情など脳内のさまざまな情報というフィルターを通して世界を見ています。ということは、自分の見ている世界は、見えている世界そのものだけでなく、自分自身をも表しているのではないかと私は考えます。私はそれを写真で視覚化したいと思いさまざまな手段を使って作品制作を行なっています。

こちらは、すべて私の身近に存在する風景です。毎日のように通り過ぎる道…例えばその先にある角を曲がったら、別世界への入り口があるのではないか、そう感じた瞬間を撮っています。別世界への入り口、その先は自身の記憶や内面を投影する世界なのかもしれません。つまりは現実と内面世界(インナースペース)との『境界』。そして、人はそれぞれ個別的な存在ですが、大きく捉えると実は、人々は集合的無意識という大きな内面世界で繋がっており、『境界』は、人々がその繋がりに気づくきっかけでもあるのではないかと思うのです。毎日のように通う場所だからこそ気づくことができる季節や時間帯の移ろいと自身の記憶や存在とのシンクロニシティ。ericoが吸い込まれるように目を向けてしまう『境界』を撮り集めた、スナップ・風景作品を展示します。

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