Roonee 247 Fine Arts(ルーニィ・247ファインアーツ)

INFORMATION

6月29日 作品を所有する愉しみについて(講座)

2025年6月22日

img_1954

ルーニィを開業して以来、ディレクターである篠原と杉守は様々な作品を手に入れてきました。
これまで集めてきたものを皆さんにご覧にいれる機会はなかったので、いくつかをご覧にいれながら
作品を手にいれるきっかけや、その楽しみについて皆さんにお伝えする講座を開きたいと思います。

コレクティブはごく限られた富裕層の人たちが好むものだと、だから自分には関係のない、ゆとりのある人がすることだと思われている方は少なくないと思います。
作家さんの中にもそう考えている方は多く、お客様との対話を蔑ろにするケースも時々見受けられます。

もちろん、経済的に恵まれている方でこのような世界に関心を持つ方は多いかもしれませんが、
ギャラリーの仕事を始めてまもなく30年の私の経験で言えば、ごく普通の人々が作品に関心を寄せ、作品を購入されるケースがほとんどなのです。

中には、学生さんや主婦の方、20代のサラリーマンの方でも、写真やアートが好きで、こつこつとお金を貯めながら自分のお気に入りの一枚を手にいれる方が多くいらっしゃいます。

毎月、毎週のように色々な展示を見て回って、「いいなぁ」と思う作品の中にもその良し加減の程度にはかなりの差があるかと思います。
数年に一度、これ以上ない、というくらい運命的な出会いをした作品があったら、そのまま通り過ぎるのでしょうか。
私はぜひそういう機会に、がんばって、ちょっと背伸びしてもらって、その作品を所有するという選択をしてもらえたらと思っています。
私が手に入れてきた作品たちもそうなのですが、長く自分の人生のそばにいてもらっていることが心地よく感じられるから、手元に置いています。
それは、金額の大小も有名でも無名でも関係なくて、自分にとって、目の前のイメージがどうなんだ、という観点で楽しんでいます。

20代 なけなしの金で買った「赤・大道」の本

初めて買ったプリントは、3,000円!
どこにも飾れない大きな作品、でも手に入れたい衝動が抑えられなかった話
その気になれば、買えたのに、逃したら価格が高騰して手が届かなくなったある有名作家の話、、、、

レア本、今ではお宝になったプリント、好きすぎて仕方がない作家さんの一枚など、、、色々ご覧にいれながら、
作品鑑賞のもうひとつの醍醐味である作品所有の世界について、意外と聞けない初歩の初歩から、篠原がなんでもしゃべります!

日時 2025年 6月29日(日)15:00-17:00
会場 ルーニィのギャラリー内にて
会費 4,000円

講座終了後、リコメンドウォールで開催中の安田雅和さんの作品から、展示していない「カーボン・ベルベット・プリント」を
間近で鑑賞するプリントビューイングを行います。
こちらは、無料、入退場自由ビューイングだけ参加することもできます。

img_2290 定員 10名

お申し込み ルーニィのメールアドレスへ、 参加人数とお名前、ご連絡先お電話番号をご記入してお送りください。会費のお支払いは当日スタッフまでお願いします
(現金・各種キャッシュレス可)

 

 

  • bnr_rooneesroombnr_rooneesroom