Roonee 247 Fine Arts(ルーニィ・247ファインアーツ)

Exhibition

Recommend wall企画展

HUGL RECOMMEND EXHIBITION -第6弾-

黒田渉

会期:2026.09.03(THU)- 2026.09.27(SUN)

12:00-19:00(最終日のみ16:00まで) / 月曜休廊 ※その他休廊日は営業日に準ずる

昨年秋より始動したルーニィ新企画“HUGL”(以下ハグル)より、2026年3月下旬から 9月にかけて、取り扱い作家を紹介する展覧会をリコメンドウォールにて開催中、今回が最後のご紹介作家となります。

第6弾となる展示は、黒田渉さんの作品です。
黒田さんは、都市に生息するカラスをモチーフとした写真作品を長く制作されています。
デジタルカラー・モノクロフィルム作品ともに制作をしており、対になる形で展開しております、今回はカラー作品を展示いたします。
混沌とした都市に浮かび上がるカラスの“影”としての存在感がより際立ち、流れるような写真群からは彼らが生きている場所やそれを作り出した私たち人間の存在について考える端緒を開かせます。
今回の展示では、作品に併せて和綴じ手製本写真集の販売もいたします。
販売タイトルは「二九九九」「ジゲン」の2作で、今回はリコメンド展特別バージョンとして、作家在廊時のみ「二九九九」をご購入の方には、本の表紙と和綴じの糸の色をカスタマイズができます!
お選びいただいた色で、目の前で作家が製本し、お渡しいたします。
表紙の色によって作品に対するイメージも変わり、見る時々によって様々な表情が楽しめるのは手製本ならではです。
ぜひこの機会に、作品・書籍ともにお楽しみいただけたらと思います。

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-作家ステートメント-

RAVEN BLACK

都市の中に、私の視線を引き寄せる黒い存在がある。
それは一羽の鳥であり、街に落ちた影であり、あるいはまだ名前のついていない何かの痕跡かもしれない。
本作は、その存在を追い続けたシリーズである。

写真は、目の前に存在した事実を記録すると同時に、そのフレームの外側へと思考や想像を広げることのできるメディアでもある。
だからこそ、一枚の写真には見る人それぞれの「想像の余地」が存在している。
私にとってカラスは、その境界に立つ存在である。
実在する鳥でありながら、見る人によっては不吉な象徴となり、都市に潜む生命となり、あるいは説明できない違和感そのものとして立ち現れる。

そこに写っているものが現実なのか、それとも見る人が生み出した物語なのか。
その答えはひとつではない。
写真は答えを提示するものではなく、見る人の内側に新たな物語を生み出す装置なのだと思う。
『RAVEN BLACK』は、都市に潜む黒を手掛かりに、写真から広がる想像の可能性を探る試みである。

-作家プロフィール-

黒田渉
1990年山形県生まれ。
日本写真芸術専門学校卒業後、同校に勤務。
都市部を中心に、街の細部やカラスをモチーフとした写真作品を制作している。

主な展示歴
2018年 個展 オリンパスギャラリー(現:OM SYSTEM GALLERY)にて「RAVEN BLACK」開催
マレーシアでの合同展「Japan Moment」

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