寒さの厳しくなる２月、ルーニィの人気講座「羊と戯れる日曜日」講師・KnitLisaさんの企画展を開催します。(ここより後は「りささん」）

2022年夏、人生の壁が立ちはだかったりささん。

制作を一時は辞めることも考えたそうです。

今回のタイトルは「らぶと絶望」ですが、どんな「らぶ」を感じたのか、受け止めるための心持ちにどのように変わっていったのか、「編む」と言う行為、制作ということが作家であるりささんにとって何であったのか。そしてどんなものが生み出されたのか？

皆様、ニットを作品としてご覧になったことのない方も、ぜひご覧ください。ルーニィ 杉守

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夏に体調を崩し、耳も聞こえなくなり、まったく編み物ができなくなりました。

ああ、私どうなっちゃうんだろう。

薬を飲みつつそんな日々がしばらく続きました。

すると、近くから、遠くから、らぶが届き始めました。

らぶ、らぶ、らぶ。 そして少しずつ自分を取り戻せてきました。

編み物もできるようになって、そして私もらぶを送り始めたのです。

編み続けること、表現し続けることが私の人生の支えであり、使命であることがわかった出来事でした。

KnitLisa