Roonee 247 Fine Arts(ルーニィ・247ファインアーツ)

Exhibition

◯個展
2017年1月 「遠くへと手を伸ばす」ギャラリーツープラス,東京
2016年11月~2017年2月 Fotografie di Yasuko Oki, “Trips with a Plastic Bottle + Hitohira” Doozo art book & sushi,ローマ,イタリア(後援:在イタリア日本国大使館(日伊国交150周年)
2016年10月「Trips with a plastic bottle + Hitohira」「CASTELNUOVO FOTOGRAFIA 2016 – IV EDIZIONE」にて, ローマ,イタリア
2015年10月 「ペットボトルと旅 その2」ギャラリーツープラス,東京
2015年3月 「ひとひら」1010美術,横浜
2014年11月 「光を探そう」ギャラリーツープラス,東京
2013年11月 「水にまつわる物語」ギャラリーツープラス,東京
2012年11月 「ペットボトルと旅」ギャラリーSORA(現在のギャラリーツープラス),東京
2011年7月 「グラスのなか」下北駅前ギャラリー,東京
2010年3月 「Aquarium-針穴から見た水族館-」ギャラリーツープラス,東京
2009年9月 「グラスのなか」 ルーニィ・247フォトグラフィー,東京
2007年10月 「Aquarium-針穴から見た水族館-」 ルーニィ・247フォトグラフィー,東京

『入賞』
2014 年 10 月-2015 年 9 月「六花ファイル第 5 期」六花亭六花文庫,北海道
2010年3月 「第5回大黒屋現代アート公募展」板室温泉大黒屋,栃木

『主なグループ展』
2017 年 3-4 月「tiny biennale - Giallo / Yellow 」Gellery of Art Temple University Rome,ローマ
2016 年 4-5 月「ピンホール(針穴)写真展 やわらかな光、ゆるやかな時間」
       エドワード・レビンソン 遠藤志岐子 大木靖子,調布市文化会館たづくり,東京
2015 年 10-11 月「International Photo Project」Spazio Soderini,ミラノ,イタリア
2015 年 6 月 「glass work + photo 初夏の硝子展」クロスロードギャラリー,東京
2014 年 11 月「出張ルーニィ at Acru」Acru,大阪
2014年9月 「出張ルーニィ 写真へようこそ!@静岡」ギャラリーとりこ,静岡
2013年9月 「出張ルーニィ vol.5 写真へようこそ!@モノコト」shop school cafe モノコト,名古屋
2013年8-9月「出張ルーニィ vol.4 写真へようこそ!@岡山 CAFE Z」CAFE Z,岡山
2010年5月 初夏のおすすめ作家2人展「大木靖子+sudi 写真展」ルーニィ・247フォトグラフィー,東京
2011年5月「Seven Japanese Pinhole Photographers」
     The Queensland Centre for Photography,ブリスベン,オーストラリア
2010年5月「Tokyo Pinhole Today」 ルーニィ・247フォトグラフィー企画,東京 以上

Room 1+2企画展

ルーニィ企画 大木靖子写真展「ローマ凱旋展ーひとひら・ペットボトルと旅」

大木靖子

会期:2017.06.13(TUE)- 2017.06.25(SUN)

12:00-19:00(月曜休廊、最終日16:00まで)


私は肉眼では見ることのできない不思議な光景を、針穴カメラのパンフォーカス(手前から奥まで均 一に写る)という特色を生かして、日常の中から見つけ出して作品を作っています。

昨年,イタリアのキュレータのマヌエラ・デ・レオナルディスに招待されて,カステルヌオーヴォ・ ディ・ポルトというローマ中心から 30km の村にある古い城塞で行われた写真のフェスティバル「カス テルヌオーヴォ・フォトグラフィア」にて個展を行い,「ひとひら」と「ペットボトルと旅」から 30 点 展示いたしました。来場者の多くの方々が私の作品に驚き,熱く感想を伝えてくださいました。

その後,その展示をご覧になった,ローマ中心部の Doozo というレストラン兼ギャラリーのオーナー からお話をいただき,秋から 2 月の終わりまで個展を行いました。クロージングパーティに合わせて現 地に行ったところ,ギャラリーの方も驚くほど大勢の方がパーティにいらして,とても真剣に私の作品 についての話を聞きてくださり,手ごたえを感じました。

今回はその2つの展示の凱旋としての展示ですが,新たな展開として,これらのシリーズから生まれ た宇宙や SF の世界をテーマにした作品も展示します。額装状態で約 70 点,プリント数としては 120 点以上の作品を展示いたします。

大木靖子


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「ひとひら」

役目を終えて散った、葉や花びら。ふと目に留まったものを拾い,ピンホールを塞ぐ形で,その場で 日に透かして撮影しています。葉や花びらに呼ばれるような,出会いの写真です。まだ美しいその生き た証を残したい,見てほしいという思いで撮り始めました。

ある時,自分の展示で椿の花びらの写真を見ていたら,恒星のまわりに小さな星々が散らばる星雲に 見えました。花びらのごく小さな部分に,宇宙が広がっている!

これは私たち人間の体にも通じると思います。この発見から生まれた,「星雲」など宇宙がテーマの作 品も展示します。

カラー顔料 インクジェットプリント。

 

「ペットボトルと旅」

私は非常に乗り物酔いしやすいのですが、箱根山の夫の実家に帰省する際、険しく曲がりくねった道 を車で行き来せねばならず、酔い止め薬など色々試しました。その結果、ペットボトルの水を飲むのが 一番、という結論に至り、車や列車、船などに乗る時はいつも水のペットボトルを持ち歩くようになり ました。

ある日、列車の中で窓枠に置いたペットボトルを見て、ふと、このペットボトル越しに窓の外をのぞ いたらどんな光景が見えるのだろう、と思ったのがこのシリーズの始まりです。

高速で流れる時間の軌跡。歪んだ駅舎。

物の見方をちょっと変えることで生まれた、すこし不思議な日常の旅の記録です。

今回は,イタリアの鉄道での記録としての作品や,「光の速度」「ワープ」といった SF をイメージし た作品も展示します。


カラータイプ C プリント。

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